タロットについて
一味違うタロットの世界を味わって頂きたいです。
- HOME
- タロットについて
タロットとは?
タロットとは?
タロットにはいろんな種類があります。当店ではウエイト版というタロットを使っています。他にはフランスのマルセイユにあった工場で作られていたマルセイユタロットやトートタロットなどもあります。
タロットカードは元々カードゲームとして貴族の間で流行していて、占いとしては使われていませんでした。タロットはユダヤ教やキリスト教を象徴する絵が使われていて、神様に関わることを占いの呪術として使われることは禁止されていました。
そこでまだ占いとして使われていなかった時にイギリスの黄金の夜明け団という秘密結社が占いに使われていたに違いないし、自分たちで占い用に作ってしまおうということで、そのうちの一人だったアーサー・エドワード・ウエイトを中心に作られたウエイト版タロットが完成いたしました。そこには数秘術、ヘルメス哲学、カバラや錬金術などの考え方が入れられ、次第にオカルト(隠されたもの)として使われるようになりました。(諸説あります。)
当店ではこのカバラというものを非常に重要視しています。別名生命の樹とも言いまして、ユダヤ教では元々神について考えたり神の名前を言ったりすることが禁じられていました。その頃異端児ではありますが、神ってどんなのだろうと考えた人たちがいまして、それを図式化したものがセフィロトの樹というものです。それが時代が進むにつれて進化していき、今はカバラの樹という図ができました。タロットと占星術ではこのカバラの樹というものが軸になり作られました。ですからタロットと占星術の関係はとても深いです。
タロットはマルセイユタロットでもウエイト版でも78枚のフルデッキです。そのうちの22枚の大アルカナと56枚の小アルカナに分かれています。大アルカナは私たちの世界は22の世界観に分けられているということ。そして小アルカナは日常の具体的な行動を表しています。
1909年にウエイト版が発売され、ウエイト版のタロットの解説書がウエイト自らによって発刊されました。そこにはもちろん大アルカナと小アルカナの説明があるのですが、大アルカナについては逆位置の説明がされていません。小アルカナには2~3行の逆位置の説明があるのですが、メインの大アルカナにはその解説はないので、なにか大人の事情があると言われています。ウエイトらは逆位置を考慮に入れていないと考えられます。
ここで私も逆位置を採用すると作者のウエイトの意に反すると思われますので、預言の占いに徹するべく逆で出ても正位置と同じように鑑定しております。ここで言う逆位置は、日本の大抵のタロットの解説書には逆位置の説明がキーワードで羅列してあることが多いです。しかしそれはその本の著者の言わば想像です。
タロットには一枚一枚にそれぞれの世界観があります。ルールのない世界や、哲学の世界、わからない世界や、全てを手放す世界があります。鑑定で出たカードの世界観を相談者に説明し、一度その世界観に入って問題を見つめなおしてみた時に、新しい気付きを発見できます。世界観をお伝えするので、キーワードや逆位置は不要になってきます。
タロットを使って鑑定しているところはインスタでたまにあげていますので、是非ご覧ください^^
いろんな世界観が詰まったタロットは、私たちにこれまでとは全く違ったものの見方をさせてくれたり、人生のチャレンジすることに対処する術を教えてくれる道具になりました。是非あなたの日常にも取り入れてみてください。
タロットで占えること
悩みに対する違った考え方やアプローチをお伝えいたします。
例:転職しようか迷っている→何が原因で迷っているのかがわかるので考えて判断できるようになる など
当サロンの特徴
当サロンではタロットの意味と歴史のみお伝えします。
そこに鑑定士の主観は入れません。
どっちの方がいいよ、というのはその鑑定士の主観に過ぎないのです。
物事を良い、悪い、良くないと判断するのは鑑定士の主観に依るものだと考えるからです。
例えば噓つきの人がいたとします。
嘘をつくのは世間的には良くないとされていますよね。だから例えば占星術でも水星に月がハードなアスペクトをしていると悪いところとして嘘をつくとか出てきたりします。ただ、もう少し掘り下げて考えてみると、嘘をつくにも理由があると思うんです。例えばその場を上手く丸く収めたかったり、プライドが高くて自分を良く見せようと思ったり。そんなことから嘘をついてしまうことは予想はつきます。だから僕は嘘をつくこと自体は良いも悪いもないと思っています。ただの性格であり性質です。
ただ、そこで本人が直したいとか思った時に初めて良くないことなのかなと、その人の中で認識されます。だから悪いところだとは思いません。
話が逸れてしまいましたが、その時に占いの結果が腑に落ちなくても、後日全てがつながって理解できる時が来ることがあります。その時に、あの時のカードはこれか!と納得できて気持ちよくなる時がタロットの醍醐味だと私は考えております。